岡山飲食店の特色

岡山ご当地名物グルメ。地元民がオススメする厳選5品

岡山県に出張できた時にぜひとも味わってほしいご当地グルメを紹介します。

岡山で雄町米(おまちまい)の日本酒を飲もう


いきなり食べ物ではなく、お酒の紹介となりましたが、岡山は日本酒のおいしい街というのは意外に知られていない事実だと思います。
岡山は吉井川・旭川・高梁川ら豊富な水量に恵まれた3本の一級河川が流れ、その堆積作用により育まれた岡山平野が広がっています。恵まれた風土や気候、そして肥沃な大地は稲作に適しています。古来より備前米は美味しい米とされ、大阪でも評判でした。酒に関しても、あの万葉集にも「吉備の酒」という言葉がでてくるほど、歴史は深いと言われています。
この岡山の地で作られた米に「雄町米(おまちまい)」があります。明治に入ってから栽培された酒造好適米です。この時代から存在する酒造好適米は雄町米しかないとも言われており、品質の高い米と考えられます。米を作るのに必要な水資源が豊富な岡山は、酒を造るための水資源も豊富ということになりますね。日本酒の美味しさを決める要素のおよそ80%を占めるという水についても、名水百選にも選ばれた塩釜の冷泉があり、仕込み用の水としても上質なのです。米・水が揃ったなら、それらを仕上げる杜氏の技にも注目が集まります。灘の技術を継承した備中杜氏の技術は評判が高く、明治時代の品評会でも優等賞第1位という成績を残しています。

岡山で肉を食べるなら千屋牛(ちやぎゅう)


特に優れた和牛の系統群を蔓牛(つるうし)と呼びます。資質・発育・繁殖などで優れた特性を持ち、中国地方では江戸時代末期から近親交配により系統の維持・固定が行われてきました。「竹の谷蔓」「周助蔓」「岩倉蔓」は日本3名蔓といわれ、中でも千屋牛の産地である新見市で生まれ、造成された「竹の谷蔓」が最も古いと歴史に刻まれています。体格がよく足腰が丈夫で、資質品位に優れ、繁殖能力も高いことから全国に広がり、現在の和牛の礎となりました。それが和牛のルーツといわれるゆえんであり、新見ののどかな気候風土の中で、由緒ある産地を大切に守り続けています。

岡山で魚を食べるなら鰆(さわら)がオススメ


岡山は海の幸、山の幸に恵まれ、いろいろな名物料理があります。なかでも、「鰆(さわら)料理」は岡山を代表する料理のひとつです。鰆は全国的には、「味噌づけ」「塩焼き」として食べられていますが、岡山では、「刺身」で食べる人が多いのが特徴です。「鰆」は瀬戸内海に春を告げる魚と言われましたが、現在では瀬戸内海で鰆が減少し、漁獲規制のため4月下旬から6月中旬ごろしか岡山では鰆を獲ってはいけないことになっています。しかし、岡山の市場には全国から新鮮な鰆が年中送られてきます。「刺身」で食べるのですから岡山県人は値段が少し高くても、鮮度のいい上質の鰆を求めます。鰆は大変傷みやすい魚ですから、岡山の卸会社では、「魚の獲り方」「運送方法」など漁業者に指導しており、上質な鰆は大半が岡山に入荷しているのです。


岡山で黄ニラを食べてみよう


黄ニラは岡山の代表的な特産物です。その生産量・歴史は共に全国一です。一番の特徴は、目に鮮やかな黄色。お野菜の類で黄色いものは実は数少ないんです。そして甘い香りと独特の風味があり、シャキシャキとした食感は、一度口にすると忘れられない食材だと思います。通年食べられ、旬は2月で一番柔らかくて美味しいです。ラーメンに乗せても美味しいですし、お寿司として食べると食感がよくておすすめです。

岡山といえば、ままかり。ばら寿司の具材にも用いられる


一般的に「サッパ」と呼ばれる、体長10~15cmの小魚。ママ(御飯)をカリ(借り)に行くほど美味しいことから、岡山ではママカリと呼ばれています。脂がのる10~12月が旬と言われ、一方で骨や皮が柔らかい5~7月も食べ頃と言われています。刺身、塩焼きでも食べられますが、岡山では、酢漬けとして食べられる機会が多く、酢漬けは岡山ばら寿司の具材としても用いられます。といっても、ままかりは、それ目当てにお店に食べにいく程の価値はなく、駅弁(ばら寿司)を買って、楽しむ程度で良いと思います。